成功の鍵はノウハウの発見と蓄積から
何かビジネスや事業をしていくときには、必ず成功に至るためのルートというものがあります。
ちょっと抽象的な言い方になりますが、何か1つの目標を達するために取るべき手段というのは無数に存在しているわけで、そのなかのどの道をどんな順序で通っていくかによっては最終的に辿り着くことができるゴール地点も大きく変わってくるということです。
一見それしか選択肢がないように思えるようなことであっても、悩み情報を集めているうちに、全く違った道が見えてくることもあります。
Webビジネスにおいてもそれは全く同じで、何か自分が達成したい目的があるならそのためにとおるルートを見つけることが最初の一歩と言えるでしょう。
そこで重要なのが、偶然によい方法を見つけたとしても次もその偶然には頼らないようにするということです。
世の中、とかくビジネスの世界というのは残酷にできていますので、たまたまうまくいった偶然が二度連続しておこることはまずありません。
ですので一度うまくいったと思えた事例があるなら、それをノウハウとして蓄積し次回以降も同じ結果が出せるようにしくみづくりをしていくことが大切になります。
経験不足は他人の話でも補える
しかしノウハウというものは、蓄積する歴史が長くなればなるほど価値を増すものであるので、昨日今日にWebビジネスを始めたばかりの身にとってはそもそも蓄積すべき何かがよくわからないということもあります。
そんなときに便利なのが、先にビジネスを開始している人の話です。
Webビジネスという業界はまだまだ発展途上とはいえ、既にかなりの人がビジネスを実際に行い、成功や失敗をしてきたという歴史があります。
そうした中から自分の経験に近いものを参考にしていくことで、まずは最初に問題にあたったときにどうしていくべきかというノウハウを発見しやすくなります。
ただしここで注意しておきたいのが、成功談ばかりを集めた書籍や人の話はあまりうのみにはしない方がよいということです。
人は誰でも失敗したことは隠したいと思いますし、成功したことは自分の力や努力によるものだということを強調したいものです。
ですので、仮にその人が成功をしたことがあるとしてもそれがその人の語る方法によるものなのか、それともただの偶然なのかということは終わってからは判定しづらいところがあるからです。
ノウハウの蓄積はまず記録をすることから
本当に参考になるのは自分を含めた人の「失敗談」です。
失敗談をきちんと語ることができる人というのは、何がどのような要因になってそうした結果になったのかということをきちんと分析しており、もしまた次回同じようなことが起きたときにはどうするべきかということを考える足がかりを得ていたりします。
自分自身においてもそうで、一度起こしてしまった失敗について冷静に振り返り記録をしておくことで、同じことを二度繰り返さないというノウハウを蓄積していくことができます。
成功するにしても失敗するにしても、まずは謙虚な姿勢を忘れずにいたいものですね。