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WEBビジネス指南

Web2.0とは

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Web2.0とは、2004年ころから登場するようになってきた言葉です。
意味としては、「~2.0」という末尾はソフトウェア開発でよく使われている言い回しで、内容を大幅にバージョンアップさせる場合につけられます。
つまりそれまでのWebやインターネットの概念とは全く異なる、新しいサービス概念が登場してきたことを社会全体のこととしてとらえてそのような名称で呼ばれるようになったということです。

それまでのインターネットはいわゆる「WWW(World Wide Web)」と呼ばれていたもので、Web2.0という呼び方に合わせて「Web1.0」といった言い方をされることもあります。
「Web1.0」の頃の技術の代表がHTMLによるWebサイトの制作です。
かつてはYahoo!Japanをトップページにおき、そこから検索を使って移動するという方法がほとんどのネットの使用方法となってきましたが、今ではより個別に差のある使い方になっています。

Web2.0を代表する技術

これからのWebでのビジネスモデルを作っていくなら、この「Web2.0」の技術について基本的な部分だけでも把握しておくことが大切になります。
「Web2.0」を実現するために用いられている技術としては、HTMLに変わってサイト表示に使用されるようになった「XHTML」と、サイトコンテンツの見出しを作るメタフォーマットの「RSS/Atom」が代表として挙げられます。

他にもサイトをより使いやすいインターフェイスにしていくことができる「Ajax」といった技術や、サーバー上でのデータベースと言語をまとめた「LAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP、Perl、Python)」といった技術も欠かせません。
その全てを使いこなせるようになる必要はありませんが、何がどのような働きをするかについてはざっとでも理解をしておくと、Webサービスやビジネス展開をするときの選択肢が広がります。

Web2.0はアイディアが勝負

Web1.0からWeb2.0になったことによる最も大きな変化は、サービスそのものを提供するようになったことと、集合知(ビッグデータ)をサービス内容に反映することができるようになったという点です。
それまでテレビやラジオといった一方通行のメディアの延長として扱われてきたWebサービスは、Web2.0となることで双方向性ができ、サービス提供を継続することがそのまま発展につながっていくという可能性の拡大を得ることができました。

参考:Web2.0の本質から読み取る Webビジネスの心得とは?/@IT