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インプレッション数とは

用語「インプレッション数」の意味

「インプレッション(impression)」はもともとの意味は「印象、気持ち」と訳すことができる言葉で、「ファーストインプレッション(第一印象)」といったときによく使われます。

Web業界においてはこの「インプレッション」は少し意味の異なる専門用語として用いられており、特にインターネット広告において重要視される項目です。
具体的な使われ方としては、インプレッション数により企業広告がどれくらい表に出たかを測る場合があります。

よくまとめ系サイトで1ページの中にたくさんの広告がズラッと並んでいるのを見かけますが、あれは1PV数の中にたくさんの広告掲載をすることにより、インプレッション数を増やすために行っていることが理由です。
Webサイトでの広告掲載においては当然より多くの人に見てもらうことが目的となりますので、広告を出す企業にとってもできるだけ「インプレッション数」が多いところに掲載を希望します。

わかりやすい例としては、Webサイト1ページの中にA社が出している広告が1部分に掲載されていればインプレッションは「1」、同じページ内に2つの広告が掲載されていればインプレッションは「2」ということになります。

1つのWebサイト内のコンテンツ数が多く、それぞれのページに同様の広告が掲載されているとすれば、訪れたユーザーがそのページを移動していくたびにインプレッション数は増加していくことになるのです。

ですので広告を掲載するWebサイトを運営する側にとっても、できるだけ多くのページを見て回ってもらいインプレッションを増やしていくことが、広告収入の増加につながっていくことになります。

考え方

インプレッションの数え方は、広告を掲載する企業によって異なるので注意が必要です。

例えばFacebookに広告を掲載する場合、その広告が完全に表示されることにより1つのインプレッションがつきます。
一方Yahoo!では広告の一部でも画面に表示されればインプレッションとなるので、どういったところに掲載をするかにより、広告の出し方が変化をしていくことになります。

Google AdSenseでは一般向けに広告を出すことができるサービスを提供しており、請求金額はその広告のインプレッション数によって決まる形です。

Web広告をこれから出そうと考えている個人や企業の人は、どういった条件でインプレッション数が数えられるか考えて行うことで、より効果的な出し方ができるでしょう。

把握できる情報

インプレッション数が増やすためには、検索ワードを絞るということが重要です。
掲載を依頼したけれどもインプレッション数が増えないという場合は、広告に用いられているキーワードがあまり広告とマッチしていないということになります。

インプレッション数を増やすテクニックは数多くありますので、Google Analyticsを使いつつ経過を観察していきましょう。