SNSとはどういうサービスか
画像引用:Twitter
「SNS」とは「Social networking service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の略称で、現在提供されているWebサービスの中核をなすものです。
定義としては、双方向性のあるネットワークを使ったサービスであり、参加をする人たちがログインをすることで自身のページを持ち、そこを訪れる人達との交流をしていくという方法がとられています。
狭い意味では、有料もしくはそれに近い詳細な個人情報を登録をして、その中の情報の一部を公開・交換することでサービスを利用していくというもののことをいいます。
しかし現在では、ログインをしなくても利用者が自身で情報を発信することができる掲示板型のサイトや、コメントを残すことができるブログなども広い意味での「SNS」であるというふうな見方をされるようになっています。
日本におけるSNSサービスの現在
現在SNSは日本のみならず世界的に大人気のWebサービス形態となっています。
日本で人気の高いSNSサービスを具体的に挙げていけば、短文投稿ができる「Twitter」や、創業者の半生が映画化されたことでも有名になった「Facebook」、また日本独自のサービスとして先駆け的な存在なった「mixi」や、ゲームと一体的なコミュニケーションがとれるサービスを行った「GREE」といったところが挙げられます。
日本においてSNSが爆発的に広がった背景としてあるのが、一人1台持つことが当然となった携帯電話の普及です。
新しいWebサービス形態の総称である「Web2.0」では、アクセス元がPC、スマホ、ケータイ電話、タブレット端末と異なっていても等しくサービスを受けることができるようになっていることが特徴になっています。
特に女性の場合などはPCの操作は苦手だけれどもスマホや携帯ならいつでも使うことができるとして、広く使われるようになりました。
これからのSNSの可能性
日本におけるSNSは、日本企業がスタートさせたmixiによって爆発的に広がりを見せましたが、現在ではその人気も下火となり代わって米国企業発のFacebookやtwitterが主流となってきています。
他にもGoogleが他のGoogleサービスと一体的に使用していくことができる「Google+」や、無料通話やスタンプなど独自のサービスが魅力的な韓国企業発の「LINE」が高い人気となってきています。
ただあれだけ絶頂的な人気をほこったmixiが時代の流れによって数年でトップの座を明け渡したように、今後もまた別のサービスが提供されることにより全く異なったシェア展開が見られていく可能性があります。
これから何らかのWebサービスを展開していくときには、直接にも間接にもこのSNSをどんな形で取り込んでいくかということが成功のための重要な鍵になってきます。