オウンドメディアとは？
すでに成熟期を迎えているとされているWebビジネス業界ですが、その中にあって従来までとは違った価値の創造ができるとして注目をされているのがオウンドメディアです。
オウンドメディアとは英語では「Owned media」となる、「自分自身で所有するメディア」という意味のものです。
Web上で提供されるメディアには全部で三種類があり、それぞれ「ペイドメディア」「アーンドメディア」それに「オウンドメディア」というふうに分けられます。
「ペイドメディア」とはPPC広告やバナー広告のように企業が広告企業に支払いその分Web場に露出をしてもらうようにするというものです。
「アーンドメディア」とはSNSのように発信者と受け手が明確に区別されておらず、人が集まって投稿や発言をすることで出来上がっていくメディアのことです。
そこで「オウンドメディア」ですがこれは自社サイトやブログなど、完全に自分たちが管理し発信していくようにする方法のことを言います。
自社サイトを持つ企業は決して珍しくはありませんが、そこに新たなコンテンツを追加することにより、他のメディアに任せることなく独自の広告を展開していくことができるとしています。
大企業でなければっ成功は難しい
オウンドメディアが再び注目を受けるようになった理由は、Webにおける広告ビジネスのノウハウが広く共有されるようになったことで、専門家に丸投げしなくても自社でコンテンツ作成をしていく技術が備わってきたからです。
しかしどんな企業でもオウンドメディアを有効に使用することができるわけではなく、向いている企業とそうではない企業とが存在しています。
向いている企業は既にある程度世間的な知名度を持っている企業や、自社でブランディングが既に戦略としてはっきり盛り込まれている企業です。
これは企業のサービスに対して十分に訴求できるコンテンツを作り上げることができやすいためで、特定のサービスや商品を探して検索をする人を的確に誘導するという目的に合致します。
一方で同業者が多くその中でのシェアが低い企業の場合はオウンドメディアを使用するよりも外部の広告を使った方が多くの集客を望むことができます。