1. >
  2. >
  3. 税金に関する注意点

税金に関する注意点

Webビジネスをするときに覚えておきたい税金のしくみ

税金に関する注意点
会社に勤務をしてる人の場合、仕事によって収入をえた場合に支払わなければならない税金については自動的に天引きされるようになっています。
そのため実際に経理や財務に関する業務に携わっている人でなければ、ほとんどの場合自分の給与のうち何にいくら位の割合で税金がとられているかということについては詳しく知ることはありません。

しかしそれが一旦会社という組織を離れ、自分でビジネスを立ち上げるとなるとそうした税金の支払い手続きについては自分で行っていかなくてはならなくなります。
自分で計算をしなくてはならない立場になって初めて「エッ!こんなにとられてたの?」ということに気づくこともよくあります。
あらためてそうした仕組みを知るとなんとなく支払いたくないような気分にもなってしまうものですが、長期的に業務を続けていくことを考えるなら、きちんと支払いをしていくことが肝要です。

売上から確定申告を行い所得税を計算します

Webビジネスをしていくときにまず最初に踏まえておきたいのが「所得税」の計算です。
どのようなビジネス形態であっても、そこで収益を上げた場合には必ず「所得税」を支払わなくてはいけません。
会社勤務の場合は給与額はだいたい決まっているのでそこから計算して会社が一律に支払っていきます(源泉徴収)が、個人の場合にはその月ごとに売上を計算し、そこから税金を自分で申告することになります。

税金の申告は年に一回の確定申告で行われます。
確定申告には白色申告と青色申告の二種類があり、継続的に事業を行っている個人営業の人は青色申告、その年の申告だけで行う場合には白色申告をすることになります。

方法についてはそれぞれ細かく規定があり、頻繁に方法が変更されるので別に調べておいてもらいたいですが、これをしておかないとあとあとかなり面倒なことになるので早めにやりかたを覚えておくようにしましょう。

いい加減にやっていると後でトラブルが起こる例も

Webを使ったネットビジネスに関しては、実際のところかなりの申告漏れがあるのではないかと言われています。
しかしながら納税は国民の義務であることもあることから、定期的に税務調査というものが税務署から行われるようになっています。

ネットビジネスは通常のビジネスのように仕入れと売上があるようなタイプばかりでなく、為替を使った取引であるFXや、広告収入を得るアフィリエイトなど、それまで想定をしていなかったスタイルが数多く存在するため、実際の税務の制度がそれらに追い付いていないというのが実情です。

ですが取引があると必ずオンラインで銀行口座への入金などの記録が残りますから、場合によっては調査により申告漏れを指摘されることもあります。

申告漏れを指摘されると追徴課税を含めたかなりの金額を徴収されることになるので、出来る限り制度に従い正しく申告をしていくことが大事です。