スマホやPCの操作で必ず使っているwebブラウザ
パソコンやスマートフォンを持っている方は起動すれば、ほぼすべての方がネットに接続します。
その際に利用するソフトウェアが、Webブラウザと呼ばれるものですが、あまり意識することなく利用している方も少なくないでしょう。
しかし、Webブラウザにはいくつもの種類がありそれぞれ特徴があるのですが、それぞれ何がどう異なるのか良く分からないという方も多いと思います。
普段検索をしていても自分が日常利用するブラウザの種類を知らずに利用している方も珍しくないくらいです。
そこで、主要なWebブラウザの特色やシェア、メリット、デメリットについて整理してみましたので参考にしてください。
Google Chrome(グーグルクローム・グーグル社が開発配布)
2008年に正式に配布が始められた比較的後発のwebブラウザでシンプルな点が特徴です。
全世界でのシェアは約40パーセントとトップを誇りますが、日本では約20パーセントにとどまっています。
アイコンは円形で、中心がブルーの円で、その周囲を赤、黄色、グリーンの3色で囲むようなデザインになっています。
このブラウザのメリットは、なにより高速で動作することを目標に開発されたブラウザであることから、他に比べ起動や動作が圧倒的に高速である点が最大の特徴です。
また拡張機能が充実しており、好みのアプリやテーマを設定することで機能や背景などカスタマイズが可能な点も魅力です。
デメリットとして指摘される点は、他のブラウザでは閲覧可能なWebページが見られないケースがまれにあると言われます。
Internet Explorer(インターネット・エクスプローラー・マイクロソフト社が開発配布)
日本国内では最もよく知られる有名なブラウザで略称「IE」として親しまれます。
Windwos搭載パソコンには購入時点でインストールされていることから、高いシェアを獲得しています。
メリットは、利用者が多くトラブルが発生しても修正プログラムが配信されるタイミングが早いことやサイトの多くは、IEでの閲覧を前提として作られていることから、ほとんどのWebページが閲覧可能なことが挙げられます。
デメリットとして他のブラウザに比較すると動作や表示のスピードがやや遅い場合があったり、セキュリティに弱点があり乗っ取りやウィルスの被害に遭うリスクがある点が挙げられます。
世界でのシェアは3割程度ですが、日本国内では5割に達しています。
アイコンは、ブルーの小文字の「e」に斜めに細く薄茶色の環が架かった形状です。
Firefox(ファイアフォックス・Mozilla社が開発配布)
このブラウザは起動が早いのが特色ですが、メモリ消費が多いため、高性能パソコンでの利用に向いています。
アドオンと呼ばれる機能拡張が数多く準備されカスタマイズが簡単ですが、多くのアドオンを入れると動作が重くなってしまう傾向にあります。
世界でのシェアは2割程度、日本国内では15パーセント程度です。
アイコンは円形で、ブルーの地球を下からキツネが全身で巻くような形状をしています。