有料動画配信サービスの急増
画像引用：You Tube
ちょっと前までは、映像コンテンツを閲覧するといえば近所にあるレンタルショップに行ってDVDやBDを借りてくるという方法が一般的でした。
ところがここ最近になって急増してきているのが、ブロードバンドなどの高速通信サービスを使った動画配信サービスです。
動画配信サービスといえば、Youtubeやニコニコ動画といった一般の人が手軽にアップロードすることができる短い時間でのサービスが有名ですが、中には違法にアップロードした作品も多く多方面から問題視をされててきた経緯があります。
しかし逆に言えば、ディスクを使用せずオンラインで動画コンテンツを見るということに抵抗感を持つ人が少なくなってきたということでもあり、動画配信サービスをビジネスとして展開するための土壌が整ったというふうに見ることもできます。
現在は大手のせめぎあいによる過渡期
有料動画配信サービスは、これまでも特定の会員にのみ配信するアダルト系のものなどで多くありましたが、最近ではそうしたものではなく一般の人でも楽しめるメディアが主になってきています。
レンタルビデオと違って返却の手間がかからずいつでも好きなところから見ることのできる有料動画配信サービスはとても便利であり、同一の契約者なら自宅のテレビだけでなく移動先でタブレットやスマホを使用して見ることもできます。
代表的な配信大手企業としては、まずディズニー系に強い米国大手の「Hulu」や、独自のアプリや対応テレビを使用するところがポイントの「U-NEXT」、ドコモが通信網を使用して展開する「dマーケットVIDEOストア（dビデオ）」といったところが挙げられます。