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WEBビジネスの心得

これからのWebビジネスを考える

resize (2)Web2.0という新しい技術と概念によるネットサービスですが、用語が登場し始めたのは2004年ころからと、既に10年という月日が経過しています。
そのため、黎明期に登場したサービスのいくつかは既に時代の流れによって淘汰されているものもあり、これからは第二世代となるようなまた新たなサービスを考えていかなくてはいけません。

参考:Web2.0 / e-Word

これからのWebビジネスを展開していくために考えておきたい要素はまとめると5つの項目になります。

・生活環境を支えるサービス
・価値を創造するサービス
・地球に優しいエコ活動サービス
・トラブル解決型のサービス
・個別に使用できるネットワークサービス

というふうになります。

5つの項目にそった新しいサービス説明

上記の5つの中でも最も注目を受けているのが最初の「生活環境を支えるサービス」です。
これは具体的には、医療や食品など人の健康や生活に関わるシーンでのネットワークの利用です。
すでに離島など無医村で健康診断をすることができるネットワーク型の医療マシンが導入されてきていますが、他にも足腰の弱いお年寄りのために食品の注文・配達できるようなサービスなど、かなり導入シーンは多いのではないかと思われます。

次に多くの企業が参入してきているのが二番目の「価値を創造するサービス」です。
これは従来型の物品販売サイトから一歩踏み込んだ、ワンランク上のサービスを提供できるようにするというサービスです。
つい最近では、大手アパレルメーカーのユニクロが自分でデザインした絵柄をそのままTシャツにプリントして注文できるというサービスをWeb上で始めましたが、そうしたプラスαの価値創造をすることによるサービスもまた人気が高まってきています。

さらに今後は大いに発展する可能性のあるのが4番めの「トラブル解決型サービス」です。
これは災害時の連絡を取りやすくする緊急時のネットワークを構築するものや、取引などをする相手の信頼性を担保するためのサービス、あるいは詐欺や反社会的な取引に巻き込まれないようにするためのサービスなどをいいます。
ネット人口が増えたことにより、詳しくない人やそれを悪用しようとする人も急増していますから、今後はそうした秩序維持のためのサービスも多く登場してくることでしょう。

これからのWebサービス構築の鍵は「個別化」

今後のWebサービスについて考えたとき、キーワードとなってくるのは「個別化」です。
これまでの従来サービスでは、一度公開した情報は全世界的に拡散してしまうので、ちょっとした操作ミスが一生もののデータとして残ることもあります。
不特定多数に向けて発信する情報ならよいのですが、家族や友人だけに通信をしたいときなどはいかにしてクローズドな通信空間を作れるかということも問題になってきます。