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WEBビジネスをはじめる

Webビジネスは手軽に始めることができる

パソコンとマウス
Webを使ったビジネスのよいところは、少人数で少ない設備からでも始めることができるという点です。
今や世界を代表するWebビジネスにまで発展した「Facebook」も、もともとをたどればハーバード大学内で仲間内で楽しむために作った美人投票システムだったということも今や有名な話です。

resize (5)通常の起業方法の場合には、店舗をどこにするかを決めたり、必要な什器を調達したりといった初期費用がどうしてもかかってきます。
その点Webビジネスではある程度の性能のパソコンと、ネットワークに接続できる環境があればほとんどのことはできてしまいます。
もちろん口で言うほど簡単ではありませんが、それでも一から用具や設備を整えなくてはいけないことを考えれば非常に手軽に始めることができる方法と言えるでしょう。

Webならではの問題には注意

しかし、一方で通常型の企業サービスにはない問題もWebでは存在してきます。
その最も脅威となるのが、外部からの不正侵入やウイルスへの感染です。
ここ最近のハッキング行為やウイルスは大変に悪質なものが多く、サイトを閲覧しただけでも感染をしてしまったり、ネットワークを通じて大規模に拡散をしていくようなタイプが登場してきています。

そうした被害は個人で起こってもかなり大変なことになりますが、サービスサイトを運営しているパソコンやサーバーに対して行われると、顧客のデータを漏洩されたり、閲覧者に拡散したりといったような大被害に拡大する可能性があります。
そのような事態が起こったときには、場合によってはサービス提供をしている企業が責任をとって賠償金を追わせられるようなこともあるので、十分に対策をとっていかなくてはいけません。

Webサーバーを管理していくためには、きちんとした技術開発、運用ができるスタッフが必要になってくるのでそのあたりもきちんと考えていきたいところです。

事業計画とともに関連法もチェック

Webサービスは手軽に始めることができますが、だからといって無計画でもよいということにはなりません。
本格的にサービス展開をするならば、まずきちんと事業計画をたて必要な予算を算出して計画的に進行をさせていくことが大切になります。

また、ECサイトなどでは販売する物品やサービスによっては事前に法律で定められる許可を取っておかなくてはならないという場合もあります。
最近では薬事法関連でネットでの薬販売での集団訴訟が話題になりましたが、実際のWebサービスに法律が追いついていないという事例も多く見られます。

のちのち大きなトラブルにならないように、事業を行うときに必要な関連法についても基本的な部分は事前に勉強をしておくようにしましょう。